生活習慣では改善されない便秘
便秘は、「3日以上排便がない状態。または、毎日排便があっても残便感がある状態」と、日本内科学会は定義しています。便秘になる原因は大きく二つに分けられます。
●機能性便秘
生活習慣の乱れやストレスによって、腸の機能が低下して起こる便秘。
●器質性便秘
腸だけでなく、胃や肛門などに何らかの疾患があって起こる便秘。
機能性の便秘は、生活習慣の改善やストレス対策といった方法で腸の機能を高めることで、便秘の改善を促すことができます。
しかし、器質性便秘の場合はそれだけではなく、便秘を引き起こしている病気の治療が必要になります。
便秘の多くは機能性便秘ですが、激しい腹痛が起こる方の場合は、器質性便秘を疑ってみる必要があります。
一度、かかりつけ医に相談してください。